DATEDIF関数って何?
DATEDIF(デイトディフ)は、2つの日付間の、日数・月数・年数を計算してくれる便利な関数です。
私は看護研究などで、患者様の治療期間や年齢など統計をとるときに、よく使っていました。統計がチンプンカンプンな私でも使いこなせる、超初級の簡単関数です。
実際の入力方法
=DATEDIF(開始日のセル,終了日のセル,“●”)
日数を求める場合は”D” 月数は”M” 年数は”Y”と●部分に入力
以下、私の前社の勤務期間を例にあげると・・・
入社(開始日) | 退社(終了日) | 日数”D” | 月数”M” | 年数”Y” |
1997/10/16 | 2017/12/30 | 7,380 | 242 | 20 |
1年未満の月数を求めるには、=DATEDIF(開始日のセル,終了日のセル,“YM”)
1月未満の日数を求めるには、=DATEDIF(開始日のセル,終了日のセル,“MD”)
勤続期間 | 20 | 年 | ←”Y”を使用 |
2 | カ月 | ←”YM”を使用 | |
14 | 日 | ←”MD”を使用 |
=DATEDIF(開始日のセル,TODAY(),”●”)
このTODAY()を使うと開始日から本日までに期間を計算することが可能。
開始日に誕生日を入力すれば満年齢を計算できます。
家電製品を購入した日時を入力しておけば、購入してからの経過期間を一発で確認することができて便利(笑)!
結婚記念日が何周年目か忘れてしまっても、これがあれば大丈夫。
=TODAY()と=NOW()
セルに=TODAY()を入力すれば今日の日付、=NOW()と入力すれば今日の日付&現在時刻が表示されます。紙で提出する文書などに使用すれば、正確な日時を記すことができます。
日付 =TODAY() | 日付と時刻 =NOW() |
2019/2/24 | 2019/2/24 18:30 |
※注意:データはリアルタイムでアップデートされてしまうので、期間を区切って計算する場合は、終了日セルを指定しておきましょう。
まとめ
2つの日付の期間を計算してくれる便利な”DATEDIF関数”を紹介しました。関数を入力しておくことで手計算のミスを防ぐこともできます!超簡単ですので是非使ってみましょう。
※”DATEDIF”はロータス1-2-3との互換の為に作られた関数で、エクセルの関数挿入では出てきません。Microsoft公認ではなく多少のバグがあるようです。正確を期すためには使用に注意が必要です。
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